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定期検診の重要性についてお話します。

現在、日本の８０歳の方に残存しているはお本数は平均１２本です。それに対し、スウェーデンでは平均２０本、アメリカでは１７本です。この違いはどこから生まれるのでしょうか？

欧米諸国と日本では歯科検診の受診率に大きな差があります。予防歯科が進んでいるスウェーデンでは、歯科定期検診の受診率は全国民の８０%以上です。また、他の欧米諸国でも７０%ほどの受診率を保っています。医療保険制度などの違いはもちろんありますが、これに対して日本の歯科定期検診受診率は１０%未満なのです。

上のグラフを見れば一目瞭然ですが、ご自身のケアだけでは口の中の細菌は取り除ききれません。

新たなむし歯や歯周病の発症、治療後の再発を防ぐためにも問題が起こる前に３～６か月に一度は定期検診を受ける習慣をつけましょう。